足場工事のリスク回避！とび職に多いケガと対策について解説！

こんにちは！長岡市を中心に足場工事を行っている新成建設株式会社です！当社では、一緒に建設現場を支える足場を作ってくれる正社員の求人を募集しています。足場工事の業界で働くことをご検討されている方に多いのが、現場でのケガのリスクが気になり、懸念点になってしまうようなケースです。確かに、とび職にはケガのリスクが伴い、万全の対策と万が一に備えての対処法をしっかりと理解しておくことが重要になります。そこで、本記事では、とび職として働くうえで知っておくべき足場工事のケガのリスクについて、原因や対処法も含めてご紹介していきます。

足場工事は基本的に高所での作業が中心になるため、足場から転落してしまうような事故のリスクが常に付きまといます。転落事故では骨折や打撲だけでなく、頭部外傷や脊椎損傷といった命に関わるケガや重い後遺症を負ってしまうケースも珍しくありません。

転落事故の原因として多いものは、足場の不安定さや作業エリアの確認不足、安全装備の未装着などになります。これらを防止する対策としては、足場や作業エリアの適切な管理や定期的な確認・点検作業、ヘルメットやハーネスの装着の徹底などが挙げられます。

とび職では、足場の上から資材を運搬したり、施工のために工具を使用することも多いです。しかし、不注意などでそのような資材や工具を落としてしまい、他の作業員に当たってしまうようなリスクがあります。このような落下物による事故の場合、ケガの内容としては打撲や骨折で済むこともありますが、落下物の重さや当たり所などが悪ければ命に関わることも少なくありません。

落下物による事故を抑止するためには、足場工事の作業環境の改善と適切な作業計画が重要なポイントになってきます。作業現場が整理されていない状態であった場合、物が散乱しているため、狭いスペースである足場からそれらを落としてしまうリスクが高くなります。また、作業スケジュールが過密すぎると、作業員の集中力も持続せず、不注意からミスして資材や工具を落下させてしまうことにつながります。このような事情を考慮して、作業エリアは常に整理整頓し、適度な休憩で集中力を回復させるような対策をとることが不可欠になってきます。

足場工事の現場では重機を利用することも多いため、重機に挟まれたり巻き込まれたりといったリスクも存在します。このような事故は、内臓損傷のような大ケガにつながる危険性も非常に高いため細心の注意が必要です。

重機による挟まれ・巻き込まれ事故を防止するためには、作業手順の確認が必要不可欠です。事故の発生原因を分析していくと、工事手順の確認不足のため、本来重機を動かしてはいけないタイミングで操作してしまったり、危険な場所で作業をしてしまっていたケースが多い傾向にあります。そのため、徹底した作業手順の確認を行うことで、作業員同士が互いの安全を保ちながら足場工事に従事できる環境を整備することが重要になってきます。

足場工事の現場で事故が発生し、ケガ人が出てしまった場合は、焦らずに当事者の状態に応じた対応をしなければなりません。出血している場合は、清潔な布を使った圧迫止血を行い、速やかに医療機関で処置が受けられるように手配をする必要があります。一方で、連絡事故や挟まれ・巻き込まれ事故の場合は、けが人を安全な状態にした後はすぐには動かさず、呼びかけによる意識確認や救急隊を呼ぶといった対応が命を守るためには重要です。

とび職は高所での現場作業になるため、デスクワークと比較するとどうしてもケガのリスクが高くなってしまう傾向にあります。しかし、徹底した対策と処置についての深い理解により、そのような不安要素はかなり軽減できるということも事実です。当社も、従業員の安全と健康を第一に、安心してキャリアアップを目指せる職場環境の構築を徹底しています。長岡市で足場工事の求人をお探しの方は、新成建設株式会社まで是非お問い合わせください！