鳶職と大工に違いはある?向いている方についても解説
2024/12/16
こんにちは。長岡市に拠点を持ち足場工事のご依頼を賜っている新成建設株式会社です。
本日は鳶職と大工の違いについてご紹介させて頂きます。「鳶職」と「大工」、どちらも建築現場で働いているようなイメージを持っていて、あまり違いについて分からない方も多くいらっしゃるかと思います。確かに鳶職も大工も建築現場で働く職人ですが、それぞれの業務内容は実は大きく違います。また業務内容が違うために向いている方の特徴もそれぞれ違います。ここでは鳶職と大工の違いや鳶職と大工の種類や特徴についてご紹介させて頂きますので、「建築現場で働きたい」という方はぜひ参考にしてみてください。自分に向いているのが鳶職なのか大工なのか、考えるきっかけとなるかも知れません。
目次
鳶職と大工の違い
「鳶職」と「大工」の違いは簡単に、「建築現場において高所作業を行うのが鳶職」「木造の家等を建てたり修理するのが大工」です。
・鳶職
鳶職は建築するものが木造であろうが鉄骨であろうが、家であろうが橋であろうが塔であろうが必ず必要とされる職業です。建築に必ず必要となる足場を組むのも鳶職のため、鳶職は建築現場には一番に入り環境を整えます。他の職人が安全に作業しやすいように現場を整える大切な役割を持っています。鳶職になるには特別な資格等は必要ありませんが、持っていると行える仕事が増える資格はありますので、もし鳶職としてより活躍していきたい!という場合にはしたい仕事を任せられるよう、資格の取得をすることをおすすめします。
・大工
大工は一般的に木造の建物を建てたり、木造の建物の改装を行ったりします。木材は加工しやすく安価である反面、木材で建物を建てるには繊細な技術が必要となります。大工は人によっては木造以外の建築も行う事ができる方もいらっしゃいますが、木造に特化している職人が多いです。というのも、お話した通り木材でしっかりとした建物を建てるためには豊富な知識や経験が必要で手間もかかりますので、専門性高く仕事をしている大工が多いです。
鳶職の種類
・足場鳶
大工などの他の職人が安全に作業するための足場を組む鳶職です。足場は建築現場に欠かせないものであり職人の安全にも直結する非常に重要なものです。足場鳶はそんな大切な足場を組み立て、解体するのが仕事です。
・重量鳶
重量鳶とは建築現場において重量物をクレーンで搬入したり解体したりする鳶職です。どの設備の設置をする場合でも高度な技術が必要な、他の鳶職に比べてもより専門性の高い鳶職です。重量鳶として活躍するためには必要な資格もあり、大規模な建築現場にも関わる事ができます。
・鉄骨鳶
鉄骨鳶とは重たい鉄骨をクレーンで吊り上げて高所で組立を行う鳶職です。危険と隣り合わせの鳶職の中でも特に難易度の高い業務を行います。
大工の種類
・建築大工
建築大工とは戸建て住宅等の木造の建物を建てる大工です。木造の注文住宅などを建てたい方はお世話になる職人です。
・型枠大工
型枠大工とはコンクリートを流して固める工事のための型枠の組立てを行う大工です。一般の方がイメージするようなカンナで木材を削るような仕事は行わず、建物の基礎を作る工事などを行います。また住宅以外にも橋やダムなど様々な建築に関わります。
・造作大工
造作大工とは造作を行う大工のことをです。造作とは木材を加工してふすまや窓枠、敷居などの内装を仕上げたりする事を差し、造作大工はこれらの造作を行う職人です。
まとめ
鳶職と大工の違いについてお話させて頂きました。鳶職と大工の違いについて迷う方もいらっしゃるかと思いますが、鳶職と大工はその仕事内容が大きく違います。もし建築現場に関わりたくて鳶職と大工で迷われている方は建築現場でどのような仕事をしたいかで検討してみることをおすすめします。
長岡市の新成建設株式会社では鳶職として一緒に働いてくれる方を募集しております。未経験の方でもやる気次第で採用しておりますので、ぜひご応募ください。
----------------------------------------------------------------------
新成建設株式会社
住所 : 新潟県長岡市鉄工町2-2-10
電話番号 : 0258-89-7172
----------------------------------------------------------------------