玉掛け技能講習とは?資格の必要性や取得の方法について解説
2025/01/13
こんにちは。長岡市に拠点を持つ新成建設株式会社です。
新成建設株式会社では主に足場工事の業務を請け負っており、とび職として一緒に働いてくれる方を募集しております。
さて、本日は「玉掛け技能講習」の資格についてお話させて頂きます。「玉掛け技能講習」とは一体どのような資格なのか、またその必要性について疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。また中には「玉掛け」とはどのような業務なのか分からない方もいらっしゃるかも知れません。そこでここでは玉掛けとはどのような業務なのか、また「玉掛け技能講習」の資格の必要性についてお話させて頂きます。
目次
玉掛け技能講習とは?
玉掛け技能講習とは吊り上げ荷重1トン以上のクレーンへの玉掛けを行うために受講が必要となる講習です。学科と実技の両方で試験があり、試験に受かる事で「玉掛け技能講習終了」として資格を取る事ができます。
玉掛けとは?
玉掛けとは、建設現場などで重量のあるものをクレーンで持ち上げる際にそのフックに荷物を掛けたり外したりする作業のことを指します。玉掛けをして高所まで持ち上げるものは重量があるため常に危険が伴う作業で、適切な方法で掛けなければ大きな事故に発展する可能性があります。そのため玉掛け作業を行う作業員は必ず所定の教育を受けるか場合によっては資格を取得する必要があります。その上で常に緊張感を持って慎重に作業を行います。
玉掛け技能の資格を取るためには?
玉掛け技能講習の受験資格は満18歳以上です。また玉掛け技能講習にはAコースとBコースがあり、Bコースの対象者は以下の資格のうちいずれかを持っている必要があります。
- 移動式クレーン運転士免許
- クレーン・デリック運転士免許(含:旧クレーン運転士免許、旧デリック運転士免許)
- 揚荷装置運転士免許
- 床上操作式クレーン運転技能講習終了者
- 小型移動式クレーン運動技能講習終了者
AコースとBコースは受験科目が違い、またBコースは持っている資格や実務経験によって免除される科目があります。
玉掛け技能の資格の必要性
・吊り上げ荷重1トン未満のクレーンへの玉掛けには「玉掛け特別教育」の終了が必要
吊り上げ荷重1トン未満のクレーンへの玉掛けには「玉掛け特別教育」の終了が義務付けられています。「玉掛け特別教育」とは資格試験ではなく、講習内容には学科科目と実技科目があり指定の講習を全て受ける事で「玉掛け特別教育終了」となります。「玉掛け特別教育」の講習を受けなければ吊り上げ荷重1トン未満のクレーンへの玉掛け業務も行う事ができません。
・吊り上げ荷重1トン以上のクレーンへの玉掛けには「玉掛け技能講習」の終了が必要
吊り上げ荷重1トン以上のクレーンへの玉掛けを行うには「玉掛け技能講習終了」の資格が必要です。「玉掛け技能講習」とは最大19時間の指定の講習を受講した後に試験があり、試験に合格する事で「玉掛け技能講習終了」として資格を取得することができます。「玉掛け技能講習終了」の資格を取る事で吊り上げ荷重1トン以上のクレーンへの玉掛けを行う事ができるようになります。
いずれにしても玉掛けの業務を行うためには講習を受けたり試験を受けて資格を取得する必要があります。
まとめ
玉掛け技能講習は学科と実技の試験があり合格する必要がありますが、しっかりと講習を聞いておけばそこまで難しい試験ではありません。玉掛け技能講習終了の資格を取ることで玉掛けの作業を行う事ができるようになりますので、更なるスキルアップのためにも資格を取ってみてはいかがでしょうか?
長岡市の新成建設では一緒に働く仲間を募集中です。未経験の方でも先輩からのアドバイスを受ける事ができ資格支援制度も充実しているため安心してスキルアップを目指していくことができますので、ぜひご応募ください。
----------------------------------------------------------------------
新成建設株式会社
住所 : 新潟県長岡市鉄工町2-2-10
電話番号 : 0258-89-7172
----------------------------------------------------------------------