高所作業車技能講習とは？資格を取るメリットや特別教育の違いについて

こんにちは！長岡市に拠点を持つ新成建設株式会社です。

弊社は長岡市を中心に足場工事のご依頼をお受けしている業者です。

本日は高所作業を行うための作業車を運転するために必要な「高所作業者技能講習」についてお話させて頂きます。「高所作業者技能講習とは一体どんな資格なのか？」「高所作業者講習の資格を取るとどのようなメリットがあるのか？」「高所作業者技能講習の資格は難しいのか？」また、「「高所作業車運転特別教育」とは何が違うのか？」等々、「高所作業者技能講習」について疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。ここではそんな疑問や不安をお持ちの方に向けて「高所作業者技能講習」について詳しく解説させて頂きます。

高所作業車技能講習には17時間コース、14時間コース、12時間コースの3種類があり、持っている資格や経験などによって受ける事ができるコースが異なります。17時間コースは資格等の制限なく誰でも受ける事ができ、14時間コースは中型か大型、普通自動車免許のいずれかを持っている場合、12時間コースは移動式クレーン運転士免許を持っている場合に受講する事ができます。

高所作業車技能講習にはコースが3種類ありますが、高所作業車運転特別教育には9時間コースのみです。また受講資格も特に無いため誰でも受ける事ができます。また高所作業車技能講習には試験がありその試験に合格する事で資格が得られますが、高所作業車運転特別教育には試験は無いため真面目に受講していれば合格する事ができます。その他「高所作業車技能講習」と「高所作業車運転特別教育」との違いとしては、高所作業車技能講習は取得することで高所作業車の作業床を一番上昇させた時の高さが10m以上となる高所作業車の運転ができるのに対し、高所作業車運転特別教育は取得することで高所作業車の作業床を一番上昇させた時の高さが10m未満となる高所作業車の運転ができるという点があげられます。

・高所作業車を運転する事ができる

「高所作業者技能講習」の資格を取る事で高所作業車を運転し操作する事ができるようになります。「高所作業車運転特別教育」を受講し終了する事でも高所作業車を運転操作する事ができるようにはなりますが、それでも作業床の高さが最大10m未満の高所作業車までしか操作することができません。一方「高所作業者技能講習」の資格を取ることができれば作業床の高さが最大10m以上となる高所作業車も操作することができるようになるため、より多くの現場で仕事を任せてもらえるようになります。

・建設会社等で重宝される

「高所作業者技能講習」の資格を取る事で高所作業車が運転できるようになるため、建築会社や電力会社などで重宝されるようになります。高所作業が必要な現場は建築現場に限りません。そのため広い範囲の現場で即戦力として活躍する事ができるようになり、キャリアアップにもつなげる事ができます。

高所作業車技能講習の資格についてご紹介してまいりました。高所作業車技能講習は試験を受けて受かる事で作業床最大10m以上の高所作業車を運転できるようになります。高所作業車技能講習の資格を取る事には今まで見ている事しかできなかった高所作業車を運転操作できるようになり、任せられる仕事も増えるという大きなメリットがあります。スキルアップやキャリアアップに繋がる資格ですので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか？