小型移動式クレーン運転技能講習とはどんな資格?取得難易度や取得するメリットについて解説
2025/01/27
こんにちは。長岡市に拠点を持つ足場の設置や解体撤去の作業等を請け負っております新成建設株式会社です。
本日は小型移動式クレーン運転技能講習の資格についてお話させて頂きます。小型移動式クレーン運転技能講習、名前だけ聞くと「取得することでクレーンを運転できるようになるのかな?」と思われるかも知れません。確かに小型移動式クレーン運転技能講習はクレーンを操作できるようになる資格ではありますが、操作できるクレーンにも種類があります。また「小型移動式クレーン運転技能講習」に似たものとして「移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育」というものもあり、こちらもクレーンの操作を可能とする講習です。今回はこの「小型移動式クレーン運転技能講習」はどんな資格で、取得することでどのようなメリットがあるのか?また「移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育」との違いについてもご紹介させて頂きますのでクレーンの操作をしたい!という気持ちをお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
目次
小型移動式クレーン運転技能講習とはどんな資格?
小型移動式クレーン運転技能講習は終了試験に合格し資格を取得することで吊り上げ荷重が5トン未満までの移動式クレーンを運転する事ができるようになります。比較的取得しやすい資格で、まじめに講習を受けて勉強しておけば終了試験自体もそこまで難しくはありません。
なお、吊り上げ荷重が5トン以上のクレーンを運転操作するためには免許の取得が必要となります。吊り上げ荷重が5トン以上のクレーンを運転操作する事ができるようになる免許にはいくつか種類がありますが、「クレーン・デリック運転士免許」であればほとんどすべてのクレーンを運転操作する事ができるため、免許を取るのであればおすすめです。
移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育との違い
小型移動式クレーンを運転するには小型移動式クレーン運転技能講習の資格を取る他にも移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育を受講する事でも運転が可能になります。ただそれぞれの資格には運転できる小型移動式クレーンの吊り上げ荷重に違いがあります。移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育の場合には1トン未満の吊り上げ荷重の移動式クレーンが運転できるのに対し、小型移動式クレーン運転技能講習の場合には吊り上げ荷重が5トン未満までの移動式クレーンを運転する事ができます。また移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育は決められたカリキュラムを受講するのみで試験はありませんが、小型移動式クレーン運転技能講習にはカリキュラムの受講後に終了試験に合格する必要があります。
小型移動式クレーン運転技能講習の資格を取るメリット
・小型移動式クレーンを運転できるようになる
「小型移動式クレーン運転技能講習」の資格を取る事で吊り上げ荷重5トン未満の小型移動式クレーンを運転操作する事ができるようになります。クレーンを操作してみたかった!という方も実際に操作する事ができるようになるため、スキルアップとしてもおすすめです。
・建築現場に限らない需要がある
「小型移動式クレーン運転技能講習」の資格を取得することで建築現場に限らず活躍の場を広げる事ができるようになります。特にユニック車(運転席の工法に小型のクレーンを搭載している車両のことで、正式名称はトラッククレーンと呼ばれています)は建築現場での運搬作業に限らず、引っ越しの際や配達の際の荷物の搬入搬出等にも需要があります。
まとめ
「小型移動式クレーン運転技能講習」の資格と「移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育」との違いについてもご紹介してまいりました。「小型移動式クレーン運転技能講習」はしっかり講習を受けていればそこまで難しい資格ではありませんので、スキルアップとして挑戦してみてはいかがでしょうか?
長岡市にある新成建設株式会社では一緒に働いてくれる職人を募集しており、福利厚生の一環として資格取得支援も行っております。資格取得によって仕事に活かされるだけでなく人生においてもプラスになるかと思いますので、ぜひ制度を利用して自身のスキルアップにつなげて頂ければと思います!
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