鳶職の種類は作業内容で分けられる?それぞれの特徴についてもご紹介!
2025/02/24
こんにちは!長岡市に拠点を持つ新成建設株式会社です。
鳶職は建設現場において主に高所での作業を行う専門職であり、足場を設置したり鉄骨を組み立てたりする重要な役割を担っています。しかし、ひとくちに「鳶職」と言っても、実は様々な種類が存在する事をご存じでしょうか。「鳶職として働きたいけどどんな種類があるのか気になる」「鳶職になるためにはどうすれば良いのか分からない」といった方に向けて、ここでは鳶職の種類からそれぞれの特徴、また鳶職になるためにはどのようにすればいいのか?についてご紹介させて頂きます。鳶職に興味がある方や建築業界への就職を考えている方はぜひ最後までご覧頂ければと思います。
目次
鳶職とは?
鳶職とは、建築現場で高所作業を専門に行う職業の事を指します。主な仕事は場合にもよりますが建物の骨組みを作る鉄骨の組立てや作業員が安全に働くための足場の設置、またクレーンでの資材の吊り上げ補助などです。鳶職は危険性の高い作業を行うため、高い技術力と安全意識が求められる職業であり、現場の安全を支える重要な存在です。
鳶職は建築業界の中でも歴史が深く、日本では飛鳥時代頃から初めて登場したと言われています。
鳶職の種類
・足場鳶
足場鳶は、建築現場等で作業員が安全に作業できるように足場を設置する専門の鳶職です。ビルやマンションの外壁工事や塗装工事などでも欠かせない存在であり、建物の高さや形状に合わせて足場を組み立てたり解体したりします。足場鳶は多くの場合真っ先に現場に入り足場を組み、作業が終わった後には不要となった足場を解体します。足場鳶はこのように形に残らない仕事であるものの足場鳶が足場を組まないと現場が進まないためとても大切な役割を持っています。
・鉄骨鳶
鉄骨鳶は高層ビルやマンションなどの鉄骨構造物を組み立てる仕事を行う鳶職です。鉄骨部材をクレーン等と使用して吊り上げて図面を元にボルトなどで固定していきます。高所作業となり危険を伴うため、鳶職の中でも特に高度で専門的な技術と安全意識が必要となります。
・橋梁鳶
橋梁鳶は高速道路や橋、ダムなどの建築を行う鳶職です。鉄骨を扱うという点では鉄骨鳶と同じですが、橋梁鳶が作業する現場の下には川や海、鉄道などが広がっている事も少なくなく、工事規模が大きい事から高い技術と安全意識が求められます。
・送電鳶
送電鳶は高所で作業を行う電気工事士の事を指します。主に鉄塔に登り、送電線の敷設やそれらの点検保守を行います。大半が足場を組まずに行う作業であるため高い集中力や胆力が必要となる他電気工事士の資格が必要です。
・重量鳶
重量鳶は大型機械や重量物の据え付けや移設を担当する鳶職です。工場やビルの空調や給排水といった設備工事の他、時には数百トンにも及ぶ大型機械や精密機械を扱う事もあります。重量鳶は高所作業は少ないものの、数ミリ単位の精密な操作と安全管理が求められる鳶職でもあります。
・町場鳶
町場鳶とは主に住宅や店舗といった地域に根ざした建築現場での足場組立や解体を担当します。ビル建設などの大規模工事よりは比較的小規模な現場が多いのが特徴です。ただ現場によって形状が異なるため柔軟な対応力が必要とされます。また、住宅地や商業地など人の往来が多い場所での作業が多いため、近隣住民への配慮や安全対策が特に求められます。
鳶職になるためには?
鳶職になるためには必須の資格は無く、未経験からでも挑戦できる場合が多いです。ただ特定の作業を行うためには資格が必要となります。未経験から始める場合には先輩職人の指導のもと経験を積み、スキルアップしていくことになります。
まとめ
鳶職は主に建設現場の高所作業を専門に行う重要な職業ですが、行う作業内容によっても様々な種類があります。いずれも危険を伴う作業が多く、高度な技術と安全意識が必要となります。鳶職になるためにはまずは現場で経験を積み、必要な資格を取得する事でキャリアアップにもつなげる事ができます。
長岡市に拠点を持つ新成建設株式会社では鳶職として一緒に働いてくれる方を募集しております。未経験からでも挑戦できますので、お気軽にご応募ください。
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