国家資格「とび技能士」とは?ステップアップのために必要な技術
2024/12/23
こんにちは!長岡市に拠点を持つ新成建設株式会社です。
本日はとび職の国家資格である「とび技能士」についてお話させて頂きます。
皆様は「とび技能士」について聞いたことがございますでしょうか?とび技能士には1級から3級まで存在しており、合格することでとび職人として初心者から上級者までその知識や技術を証明する事ができる資格です。とび職人として働くには特別な資格は不要のため「とび技能士」は働くために必須となる資格ではありませんが自分の持つ知識や技術を客観的に証明できる資格のためステップアップとして受験する方も多くいらっしゃいます。
目次
国家資格「とび技能士」とは?
とび技能士とは、厚生労働省が所管している国家資格「技能検定制度」のうちの1種です。とび職人として働く際に必要となる作業の段取りや仮設の組立てや解体などの知識や技術を問われる資格であり、中でも「とび技能士1級」は合格する事で上級技能者として高い技術と知識を持っている事を客観的に証明する事にも繋がります。とび技能士試験は「実技試験」と「学科試験」によって行われ、もしどちらか合格してもう一方が不合格だった場合、次回受験の際には合格した方の試験は免除となります。
とび技能士は1級から3級まで
とび技能士3級
とび技能士3級はとび職に関する基本的な試験です。受験資格も特に無いため、誰でも受験する事が可能です。学科試験では仮設建設物の組立てや解体の方法、とび工事に使用する工具の種類や用途、安全衛生に関する知識や「建築基準法関係法令」のうちとび工事に関する部分についてなどが問われ、また実技試験では作業の段取りや組み立て解体、材料の運搬作業などの作業について試されます。
とび技能士2級
とび技能士2級は3級の知識に加え、掘削や玉掛けの知識や技術が問われます。とび技能士2級の試験を受けるためには実務経験が2年以上必要です。学科試験ではあらたに玉掛けの方法や力学に関する基礎知識などが問われ、法規についても問われる範囲が広がります。実技試験においても玉掛けや切削の組立て及び地業の作業について試されます。
とび技能士1級
とび技能士1級は2級、3級の知識に加えてより詳細で高度な知識と技術を問われます。とび技能士1級の試験を受けるためには実務経験が7年以上必要で、またとび技能士2級に合格している必要があります。とび技能士1級はとび技能士試験の中でも非常に難しく、もし合格した暁にはとび職人として非常に高い技術と知識を有している事を客観的にも証明することができるようになります。
とび技能士の資格を持つメリットとは?
そもそも、とび職として働くだけであれば特別な資格は必要ありません。では、「とび技能士」の資格を取る事にどのようなメリットがあるのでしょうか?
・とび職人としてスキルの向上に繋がる
とび技能士は3級でも合格率が50%の試験であり、1級となると30%ほどと非常に高い技術や知識を必要とする資格です。その合格のために知識を付けて技術を磨くため、とび職人としてのスキル向上に繋がります。
・とび職人として信頼される
とび技能士の資格を持っていることで初対面であっても客観的にその職人が持つ技術や知識を証明する事ができ、信頼に繋がります。特にとび技能士1級の資格は一流の職人の証のため、建築業界で働いていく上でとても有利に働く資格です。
まとめ
国家資格「とび技能士」についてお話させて頂きました。とび技能士を受験し合格することでとび職人としてのスキル向上に繋がり、また自分の持つ知識や技術を証明することにも繋がります。
資格取得支援が充実している新成建設
長岡市の新成建設では一緒に働くとび職人を募集しております。資格取得支援も充実しており、「とび技能士2級」「とび技能士1級」の資格を取りたい方のサポートも手厚く行っております!未経験の方でも一つ一つ丁寧に指導し、仕事をお任せしていきますのでお気軽にご応募ください!お待ちしております。
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新成建設株式会社
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