職長・安全衛生責任者とは資格ではない?その概要や受講方法について解説
2025/01/06
こんにちは。長岡市に拠点を持つ新成建設株式会社です。
本日は職長・安全衛生責任者についてお話させて頂きます。職長・安全衛生責任者とは、どちらも現場には欠かせない立場の人です。現場は人だけでなく大きな資材や機械なども動いており常にあらゆる危険がありますので、作業全体を把握し監視監督する立場の人が必要となります。その監視監督をするのが「職長」「安全衛生責任者」。「職長」と「安全衛生責任者」には多少違いはあるものの、どちらも現場の安全を担う大切な役割を持っています。ではこの職長・安全衛生責任者にはどのようにすればなる事ができるのでしょうか?実は職長・安全衛生責任者には定められた教育を受ける事でなる事ができます。
目次
職長・安全衛生責任者は資格ではない
実は職長・安全衛生責任者は試験が必要な資格ではありません。職長・安全衛生責任者教育という職長や安全衛生責任者として働きたい方のための講習を受ける事で終了証を受けとることができます。その終了証を受け取る事で職長や安全衛生責任者として現場で働くために必要な知識を有しているとされ、資格を取得しているのと同等の扱いを受けるができるのを期待する事ができます。
職長・安全衛生責任者教育の概要
職長と安全衛生責任者にはどのような違いがあるのでしょうか?ここではそれぞれの概要についてお話させて頂きます。
職長とは
職長とは、現場において作業を行っている者に対して安全で効率的な作業を行うために指揮し監督を行う役割を持つ者です。現場では作業員が自分の作業にのみ集中してしまうと重大な事故が起こってしまうリスクが上がります。職長はそうしたリスクを回避するため、現場全体を監視監督し安全かつ効率的に作業員が働けるような環境づくりを行います。具体的な業務内容や権限は事業者によっても異なりますが、幅広い業務範囲を任されます。
安全衛生責任者とは
安全衛生責任者とは、統括安全衛生責任者と連絡を取って各現場や関係者との調整を行う業務を担う者です。統括安全衛生責任者とは、安全管理の責任を担う事業者の代表としての役職です。簡単に言うと、連絡調整係です。職長と安全衛生責任者は別の業務ですが、兼任する場合も多いです。
職長・安全衛生責任者教育の受講方法
職長・安全衛生責任者教育を受講するのには特別に年齢制限や資格は必要ありません。だれでも受講する事ができ、実技試験などもありません。決められたカリキュラムを受講することで終了証を受け取る事ができます。受講方法は主に職長・安全衛生責任者教育が開催される会場に足を運ぶ「講習会」、自宅や会社などで受講できる「Web講習」、事業者が指定する講習会場に講師を派遣してもらう「出張講習」の3種類があり、自分にとって都合の良い方法で受講することができます。
職長・安全衛生責任者教育を受けるメリット
・職長や安全衛生責任者が必要な知識について学ぶことができる
職長・安全衛生責任者教育を受ける事で職長や安全衛生責任者として働くために必要となる知識について学ぶ事ができます。
・専門的な知識を持っていると客観的に証明できる
職長・安全衛生責任者教育を受けて終了証を受け取る事で、客観的に専門的な知識を持っている事を証明する事ができます。また、職長・安全衛生責任者教育の終了証を持っている事で職長や安全衛生責任者として現場の指揮を任せてもらえる可能性があります。
まとめ
職長・安全衛生責任者教育は資格ではないため、試験などはありません。決められたカリキュラムを受講することで終了証を受け取る事ができ、職長や安全衛生責任者として働くために必要な一定の知識がある事を証明する事ができます。
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